仕様について

仕様について思ったことを書いてみる

仕様は発注者が決めるものだと考えている人が多いが、 私はそうは思わない。

仕様は発注する段階で完璧なものを提示することは困難だからである。

仕様は設計や実装が進んでいく中で、このパターンはどうしますか、やっぱりこうしたほうがよいなどの顧客折衝フェーズを得て決まっていくものだから。 つまり、仕様は発注者側と受注者側で作り上げていくものである。

発注段階から仕様がほんの少し変わっただけで追加請求するのはおかしい。

「このお客さんは仕様がちゃんと決まっていない」、「仕様がよく変わる」と言って自分の顧客調整力やマネジメント能力の無さによる失敗のリスクヘッジをするのもおかしい。

うまく調整して、ちゃんとマネジメントすれば、 実装に余裕ができ、お客さんへの納品物の品質の高まり、後の障害も防げる。 また、社内で不要な残業が発生せずに会社にとっても社員の健康のためにも良い。

無能なマネージャーは責任転嫁をし、有能なマネージャーはプロジェクトが円滑にうまくいくように調整でき、責任も自分が取る。

そもそも、顧客折衝によって仕様を明確にしていくことがIT業界におけるプロジェクト・マネジメントにとって重要性が高いということを理解していない人が多い気がしている。