How Google Works

Amazon.co.jp: How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント: エリック・シュミット, ジョナサン・ローゼンバーグ, アラン・イーグル, ラリー・ペイジ, 土方 奈美: 本

今回、書店で気になった本を読んでみました。

読んでみてピンときた内容を記載してみます

ラリーとセルゲイは経営の知識もなければ、経験もなかった。ただ、それは弱みではなく。強みだと考えていた。

既存の知識によって思考が狭くなり、既存の知識でしか物事を考えることができず、
結果として、ありきたりな間違えたマネジメント手法を採用し続ける。
身近な内容です。。。

ラリーとセルゲイはグーグルをいくつかのシンプルな原則に基いて経営していたが、そのうち最も重要なのが「ユーザーを中心に考えることだった」最高のサービスを生み出せば、お金は後からついてくると信じていたのだ。

グーグル先生の良さはやはり、そのプロダクトですね。
Youtube, Google検索, Gmail, Google Map, Google Now, Google News, Android, Google Drive, Google Calendar, Chrome, Google日本語, Android Studio.
挙げればきりがないですね。

一方、大量のサービスを終了させている部分も尊敬できるところです。
世の中から求められなくなったサービスは即時に終了する。

自分が関わっているWEBサービスも本当に世の中から求められているか疑問を感じており、
もし、必要されていないのなら即時にサービスを終了して、
世の中から必要とされるサービスを生み出すべきだと日々考えております。
しかし、事業の終了はそれに関係している人の仕事がなくなり、
他の仕事をすることになるので、変化を嫌がって、事業が継続されているような気も。

何か違和感を感じているのは「ユーザーを中心に考えること」ができていないからかも知れません。
いかに技術力が高くても、生み出すプロダクトが世の中から求められていない場合は無駄な技術力な気がします。

こんにち、あらゆる企業はプロダクト開発のプロセスのスピードと、プロダクトの質を高めることを最優先すべきだ。産業革命以来の業務プロセスは、リスクを抑え、失敗を避けることに重きを置きすぎていた。こうしたプロセスやそこから生まれた経営手法の支配する環境では、スマートクリエイティブは息が詰まってしまう。一方、こんにち成功している企業の際立った特色は、最高のプロダクトを生みだし続ける能力だ。それを手に入れるゆういつの道はスマートクリエイティブを惹きつけ、彼らがとてつもない偉業を成し遂げられるような環境を作り出すことだ。

言うまでもない根本的な原則ですね。
優秀な人を多く入れて、彼らがその能力を最大限発揮できる環境を作る。

スマートクリエイティブについて

  • 分析力も優れている。データを扱うのが得意で、それを意思決定に生かすことができる

  • ビジネス感覚も優れている。専門知識をプロダクトの優位性や事業の成功と結びつけて考えることができ、そのすべてが重要であることをわかっている

  • 競争心も旺盛だ。成功にはイノベーションが不可欠だが、猛烈な努力も欠かさない

  • ユーザーのこともよく分かっている。どんな業界に身をおいているにもかかわらず、スマートクリエイティブはプロダクトを誰よりもユーザー目線、あるいは消費者の視点から見ることができる。週末は愛車の調整に没頭したり、自宅の設計を何度も何度もやり直したりする。

  • 消化ホースのように、本当の意味で斬新なアイデアがほとばしり出る。他の人とはまったく異なる違う視点があり、ときには本来の自分とも違う視点に立つ。必要に応じて、カメレオン的に視点を使い分けることができるからだ。

  • 好奇心旺盛だ。常に疑問を抱き、決して現状に満足せず、常に問題を見つけて解決しようとし、それができるのは自分しかいないと確信している。

  • リスクをいとわない。失敗を恐れない。失敗から常に大切なことを学べると信じているからだ。

  • 自発的だ。指示を与えられるのを待つのではなく、また納得できない指示を与えられたら無視することもある。自らの主体性にもとづいて行動するが、その主体性自体が並みの強さではない。

  • あらゆる可能性にオープンだ。自由に他社と協力し、アイディアや分析をそれが誰が口にしたかではなく、それ自体の質にもとづいて評価する。

  • 細かい点まで注意が行き届く。集中力を切らさず、どんな細かいことも覚えている。それは勉強し、記憶するからではない。それが自分にとって重要だから、すべてを知り尽くしているのだ。

  • コミュニケーションは得意だ。一対一でも集団の前でも話すときも、話がおもしろく、センスがよくてカリスマ性さえ感じさせる。

  • すべてのスマートクリエイティブがこうした特徴を全部揃えているわけではないし、実際そんな人間は数えるほどしかいない。だが、全員に共通するのは、ビジネスセンス、専門性クリエイティブなエネルギー、自分で手を動かして業務を遂行しようとする姿勢だ。これが基本的要件だ。

こういう人が多くいる場所で働きたいですね。
また、自分もそのような人になりたいです。。

組織の中心について

組織に関する最後のルールは、一番影響力の大きい人たちを見きわめ、彼らを中心に組織をつくることだ。.......リーダーはまわりの人間が作る。

影響力の強い人間が辞めると彼に影響されていた人も芋づる式に辞めていく。

イベントについて

たいていの企業は「お楽しみ」を企画しようとする。

よく目にする。本心から開催しているのではなく、やらされて開催しているやつですね。
楽しい雰囲気を出そうと必死に皆で協力しているものです。
誰かが本心からやりたくて、開催して、皆が協力するのではなく、
毎年開催しているから、今年も開催するやつですね。

群れ効果

すばらしい人材の集まる会社は、すばらしい仕事を成し遂げるだけではない。さらに多くのすばらしい人材を引き寄せる。最高の従業員は群れのようなものだ。お互いについていこうとする。

類は友を呼ぶのやつですね。
You are as strong as who you fight with(Cain Velasquez)の名言と被ります。

パフォーマンス評価について

能力主義を徹底させるため、採用と同じようにパフォーマンスの評価も客観的データ中心であるべきだ。意識するだけでは、性別、人種、肌の色などの影響を排除することはできない。社員の評価には実証的かつ客観的な方法を確立する必要がある。そうすれば出身や外見にかかわらず、一番優秀な社員が評価されるようになる。

評価はよく、バイアス(お気に入りかどうかとか、人格やパーソナリティ)で上書かれている。
パフォーマンスが出ていなくても、上司から気に入られていれば良い評価が出たりする。
やはり評価はデータ中心であるべきなのは明らかですね。

市場調査より技術的アイディアに賭ける

そこから誕生するプロダクトは、競合品とくらべて本質的に優れている。その差は歴然としていて、マーケティングの努力などしなくても、消費者はすぐにそのプロダクトがほかのプロダクトとも違うことに気づく。.....大切なのは顧客の要望に応えることより、顧客が思いつかないような、あるいは解決できないと思っていた問題へのソリューションを提供することだ。

強烈なユーザー目線でいいものを作ることが最優先すべきことだと考えています。
それが思い出せて実行できれば。。。。

最後に

他にも気になる内容(フェレットと同伴出勤のくだりとか)はありましたが、
やっぱり、まずは自分が優秀になって、影響力の大きい人として周りにリーダーにしてもらって、
優秀な人が芋づる式に集まり、彼らが能力を発揮できるように環境を整え、
権限と自由を与えるのが一番な気がします。