WEBエンジニアがAdobe Premiere Proを使って動画編集してみる

Adobe Creative Cloudの動画編集サービスである、Adobe Premiere Proを使用します。

www.adobe.com

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動画編集の際のポイントをまとめてみます。
なお、参考にさせていただいたのはこちらの書籍です。

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まず、動画編集のワークフローを大まかにまとめます。

動画編集のワークフロー

動画を撮影する
↓
動画をAdobe Premiere Proプロジェクトにimport
↓
動画を切り取る
↓
切り取った動画やオーディオクリップをタイムラインに追加する
↓
クリップ間にトランジションエフェクトを配置
ビデオエフェクトの追加
クリップを複数のレイヤー(トラック)に配置
↓
タイトルorグラフィックスの作成とシーケンスへの追加
※タイトルはPhotoshop or Adobe Title Designerを使用
↓
オーディオトラックをミキシング
エフェクトやトランジションをオーディオクリップに適用する
↓
プロジェクトをmp4化する

そして、上記の動画編集のワークフローを元に上から順にポイントをご紹介します。

動画の撮影

スマホで問題ありません。
※縦で撮影したものであれば、1画面に2~3つの動画を並べて再生する構成が可能です。
※横で撮影したものであれば、1画面に4つの動画を並べて再生する構成が可能です。

撮影した動画のmeta情報はInfoパネルで分かります。
ちなみにNexus5で撮影した動画は以下のようになっています。

Video: 29.84fps, 1920 × 1080(1.0)
Audio: 48000Hz - Compossed - Mono

動画のimport

Command+I

※動画はBin(フォルダのようなもの)を作成して整理整頓します
※Binの作成はProjectパネルで行います

動画の切り取り

SourceパネルのMark In(I)とMark Out(O)を使います
タイムラインに追加後にMark In,Outをずらしたい場合はRipple Edit Tools(B)を使用します

※Export Frame(Shift+E)で動画から画像を作成することもできます

切り取った動画やオーディオクリップをタイムラインに追加する

Insert(,)でタイムラインにクリップを追加できます

※映像だけ追加したい場合はSourceパネル中央のDrag Video Onlyをドラッグします
※音声だけ追加したい場合はDrag Audio Onlyをドラッグします

※タイムライン上のV1,V2,V3,A1,A2,A3では番号が大きいものが優先されます
※V1とV2を同時にタイムラインで再生するとV2が優先されます

トランジションエフェクトの適用(フェードインして、フェードアウトしたい)

  • VIDEO
Effectsパネル
↓
Video Transitions
↓
Dissolve
↓
Cross Dissolve
↓
適用したい編集ポイント(クリップとクリップの間)にドラッグ

※他のトランジションが設定されていても、トランジションを上書きできます

  • AUDIO
Effectsパネル
↓
Audio Transitions
↓
Crossfade
↓
Constant Power
↓
適用したい編集ポイント(クリップとクリップの間)にドラッグ

※他のトランジションが設定されていても、トランジションを上書きできます

特定のクリップの再生速度を変更したい

  • 一律変更
クリップを右クリック
↓
Speed/Duration
↓
%値変更

ツールパネルでRate Stretch Toolを使用して、クリップをドラッグしてもできます

  • 再生速度に変化を付けたい
クリップを右クリック
↓
Show Clip Keyframes
↓
Time Remapping
↓
Speed
↓
速度を変更したい箇所に再生ヘッドを移動
↓
白いセント再生ヘッドの交差点でCommand+クリック×再生速度を変化させたい境界分
↓
白い線を上下にドラッグ

※調整は個別のシーケンス内で行う(ギャップやオーディオの問題を発生させないため)

トラック上で隙間を作らずにクリップの長さを変えたい

ツールパネル
↓
Ripple Edit Tool

4つの動画を1画面を4分割して再生したい

タイムラインに1つ目のクリップを追加
↓
エフェクトパネルのTransformのCropを適用する
↓
エフェクトコントロールパネルのScaleを50.0にする
↓
Positionをそれぞれ半分の値にする(480,270)
※元は960,540
↓
2つ目はPostionが画面の右上になるようにする(1440,270)
↓
3つ目はPositionが画面の左下になるようにする(480,810)
↓
4つ目はPositionが画面の右下になるようにする(1440,810)

オーディオ関連

  • オーディオチャンネル数の設定
Sequence作成時のTracksタブのNumber of Channels
※デフォルトはStereo(2)
  • オーディオ波形を表示させたい
Timeline Display Settings
↓
Expand All Tracks
  • オーディオクリップ内で異なるボリュームを使用する
ペンツールでラバーバンドにキーフレームを追加する
↓
キーフレームを上下

※キーフレームを右クリックするとEase In,Out, Auto Bezier等が選べます

  • ナレーションのサウンドの質を上げる
Effects
↓
Bass
↓
クリップに適用
↓
Boostのdbを増やす
  • ノイズ除去
Highpass,Lowpass,Multiband Compressor,Notch,Dynamicsエフェクトで
ノイズの周波数帯を削除する

※ベストはノイズのない状態で撮影することです
Adobe Auditionでノイズを除去してもよいです
(Sequenceを作成→右クリック→Edit in Adobe Audition→Sequence)

合成映像を作りたい

  • 動画を撮影する際の注意点
背景が一色の場所で撮影する
  • 編集する
Video Effects
↓
Keying
↓
Ultra Key
↓
削除したい色をKey Colorに指定
↓
スポイトで削除した背景をクリック

動画上に文字を置きたい

Projectパネル
↓
New Item
↓
Title

Photoshopとの連携はFile→New→Photoshop File
Photoshopでタイトルを作成すると自動的にPremiere Proと同期されます
After Effectsとの連携はFIle→Adobe Dynamic Link→New After Effects Composition

Adobe Premiere Projectから動画を作成する

Command+M
↓
FormatをH.264にする
↓
Source RangeをEntire Sequenceにする
↓
Queue
↓
Adobe Media Encoderが開く
↓
Start Queue

※Queueではなく、Exportを選択するとPremiere Proが動画を作成します

  • 注意点
Adobe Media Encoderを使用せずに直接Exportする場合には
Exportが完了するまで、Premiere Proでの作業ができません